94歳からの勇気
すっかりご無沙汰してしまっていた方とランチ。
94歳、元高校教員。
いやー、お元気です。
生徒の名前、よく覚えてらっしゃる。
何より、その親御さんがどんな方か話される。
すごいなー。
高校の担任が自分の親のこと知ってる、って
なかなかないことのような気がする。
部活でのがっつり付き合う時間が長くても、
なかなかできることじゃない。
これまで、たくさんの場面で人に貢献し、
思いやりをもって接してこられたことが、
お話の中からうかがえる。
そして、今、昔とは違う生活、
車に乗らない、自分で食事を作る、仕事に出ることがない…
けれども、それらを受け入れ、
何より周りの方々が、寄り添って、
暮らしを支えておられる様子。
あー、彼がやってきたことがみえる。
愛情を注ぎ、その人のために熱心に取り組み、
人を思う、思いやり、という言葉がぴったりな気がした。
だから、今、そのお返しの様に、
人に恵まれ、感謝し、感謝され、
豊かな時間が繋がっている。
歳を重ねることを恐れなくていいと、
勇気をいただきました。