昔ながらの知恵

山のばぁちゃん達と話すのは楽しい♪

20年以上にわたる高齢者の体操教室。
数年前に入ってこられた80代半ばの方、
「娘に言われて、腰に小豆巻いてるだ」
って。

腰が伸びない時にあっためるといいよね、
って話してたら教えてくださった。

で、次の回に、持ってきてくれたーー!

この白い布に、小豆を入れて、
レンジで1分間、チン!

最初に作ったら、小豆が偏ってしまったので、
白い袋を4等分に分けて入れてみた、
そしたら、よかったそう。

「1日ずっとあったかいだよ」って。

このずく!
長野では、手間のことを「ずく」と言う。

「ずくなし」
面倒がることを、こんな風にも言う。

彼女のちょっとした「ずく」が、
カラダを元気にし守ってくれている。

最初は、ゴムで作ったそうな。
上の黒いのがゴム。

「そしたら、伸びて落ちてくるだよ」
で、作り直して、紐にした、って。

素晴らしい!ステキ!
この日もみんなで大笑いの日となった。

出かけてきて、みんなで笑って、
しゃべって、何よりの介護予防。

この教室では、
運動の強度を上げることはしない。

「這ってきただよ」
「やっと来たよ」
そう、歩くのがきつくても、
頑張ってやってくる、
そんな場所でありたいと。

まだまだ、彼女らの話は面白すぎる。
私だけにしておくのはもったいないので、
追い追い書いてこう。

ホントは動画に取っておきたいよね、と。

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