妻の戦略~89歳の家事~
親続きの話題だけど、
こんな時しか書くこともないかと^^;
我が家では、洗い物は父の仕事になる。
やってくれる感じなので、
ハイ、お願い!って任せる。
もちろん、やり方が違っていたり、
時間がかかったり、
食器の入れ方がぐちゃぐちゃだったり、はある。
けど、お願いする。
これ、子育てと一緒。
子どもに任せたら、後が大変、
だけど、させなかったら何もできない。
ここにいての役割があることが大事だと思うから。
張り切って片付けてくれるんで、
ありがとう、と助かったわ、と。
子どもも一緒ね。
アイロンがけも自分でする。
それ、アイロン必要ないかも、
と思っても、ほっておく笑
やれることは何でもしてもらいましょ。
実家では、掃除機だってやっちゃう。
とーっても丁寧なところと、
さっぱり見えてない部分もあるけどね。
とりあえず、やってもらうこと、大事。
一昨年夏には、帰って来た息子と一緒に、
網戸の張替え、お願いした^^
私自身も初めてだったけど、
お願いしたら、できた笑
今、父はこんなに家事をしているが、
働き盛りで仕事をしているときは、
一切家事はしていない。
ご飯も作らないし、外食もしてこない。
今は、毎日のようにラーメン作ってる^^;
そんな彼が、家事をするようになったきっかけは、
母の旅行である。
母が、50代後半、
大胆にも40日間貧乏旅行という名の
ツアーだったか、友人が組んだのか、
スペインあたりに出かけた。
それが彼がひとりで自活する最初。
そこから、みそ汁を自分で作り、
洗濯をし、掃除をする暮らしが始まった。
母のもくろみだったのだ。
家を空ければ、必然的に家事をする。
父に何とか家事をさせたい。
定年後の人生を考えてのことだろう。
母(妻)は戦略家で、
40代から、スポーツジムに通うよう勧めたのも、
母である。
そのおかげで、医療費いらずで、
スキーができる身体を維持できた。
一人っ子の私が嫁に行くとき、
うるさく言うな、とくぎを刺していたのも、
母である笑
実は、私が、
この山の中、スキー場に嫁に来たのも、
自分たちの老後の楽しみにのために
送り込まれたのではないかとさえ思えるほど笑
我々の世代、50代半ばの友人たちの
課題でもありそうな、夫の定年後。
家の中でお互いにどう居心地よく暮らすか。
それが、子育手にもつながるのだろうな。