ある日のセッション・カラダ編
どうやら、普通の体操教室とは
違うらしいのです、ウチのクラス。
一斉指導ではないです。
いえ、一斉指導だけれど、
一方的に、○○しましょう!というよりは、
どんな感じですか?とお尋ねしながらの
双方向、といった感じです。
パーソナルセッションもこんな感じで進めます!
一例をどうぞ。
ゆき:今日の身体はどんな感じですか?
Aさん:最近、パッチワークにハマって、肩がきついんですよ。
ゆ:わかりました、肩がきついんですね。
では、まず、身体の確認をしてみましょう。
背中の張りや、腰、どこがどんな風に違和感がありますか?
足の重さや動きはいかがでしょう。
初めてだと、わかりにくいかもしれませんが、わからない、でもOKです。
A:右の肩の上あたり(触りながら)が、手を上げるとキツイです。
背中の真ん中も固まっています。
ゆ:(場所の確認をしながら)今の感覚を覚えていてくださいね。
では、まず、ストレッチポールの基本エクササイズから始めましょうか、
いかがですか?
(ストレッチポールのない場合)
ゆ:寝ころんで、背中を緩めることからしてみましょう。
終了後、
ゆ:やってみていかがですか?変化はありますか?
A:楽になりました。
ゆ:よかったです、他に気になるところは?
(ない場合)
ゆ:では、こんな動きをしてみてください。
(動きにくそうな所にフォーカスするような動きを提案)
スムーズな動きができますか?
A:できない!え、なんで?
ゆ:どこが動きにくいですか?
A:背中が動きません。
ゆ:そうですね、
では、もう少し、背骨、肋骨周りがスムーズに動くエクササイズをしてみましょう。
ゆ:さっきの動きはしやすくなりましたか?
A:あれ、先よりスムーズ!できるようになりました。
ゆ:そうですね、動きが全然違います、柔らかくなった感じですね。
これは、肩甲骨の動きが…(と説明に入ります)
こんな風に、身体、動きの確認をしながら、
身体全体をみていきます。
また、相談し、できる動きを少しずつ試していただきながら進めます。
やりたくないエクササイズは、パスしていただいても大丈夫です。
身体にとって心地よいこと、良さそうだと身体が反応することを
大事にしていきます。
そんな心構えが、身体の声を聴きやすくしてくれる、
と、私は思っています。
ぜひ、おしゃべりしながら、身体を整えてみませんか。